今更聞けない和食マナーの基本

こんな人におすすめの記事です。
料亭で和食を食べるのが不安
・教養として和食のマナーを知っておきたい
・難しいことはわからないから基本だけ知りたい

この記事では、和食の基本的マナーについて、下記の項目に分けて説明しております。

  1. とお箸の扱い方
  2. 魚の食べ方

是非参考にしてみてくださいね。

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【本記事のPoint】

◯お茶碗&お味噌汁は両手で持ち上げ、両手で下ろす!

◯懐紙を積極的に活用!

◯食べ終わった器は自分から離しておいておく!

◯焼き魚は裏返さずに食べる!

◯お刺身のわさびは醤油にとかない!

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①器の扱い方

和食はとりあえず器を大切に扱いましょう!

普通の食卓でやるような、お茶碗を片手に箸で色んなお皿に手を出すのは基本的にNG!

お茶碗やお味噌汁、小鉢を食べる時は、必ず両手で器を持ち、そして後からお箸を持ちます

器を置くときは、まずお箸を置いて、そして両手で器を置きます。

しかし、比較的大きめや重めの器焼き魚やお刺身などの平たい器は手で持ち上げずお茶碗や懐紙を使います。

手で受け皿をしてしまうのはNG!

「え?お茶碗を受け皿にしていいの?さっき基本的にはNGって言ってたよ?」

和食の難しいところはここかなと思います。

基本的にはNGなのに、OKな場面があるところ。

例えばお新香など、ほんの小さな器に入ったものも両手では持ち上げず、お茶碗を受け皿として使います。

その時に重要なのは、お茶碗で必ず迎えに行くこと。

お箸だけで取りに行こうとせず、食卓におかずをこぼしてしまわないように、お茶碗を器に寄せましょう。

「えー、結局難しくなってる。どの器は持ち上げちゃいけないのかわからないよー」

そういう方は、懐紙を持って行きましょう


【懐紙入れ】室町紗紙 黒ねこ (KR-004) 和詩倶楽部 Kaishi case, Muromachi shoushi


【懐紙】和詩倶楽部 懐柄紙 招き猫 30枚入り (KG-044)

お茶碗、お味噌汁以外のおかずは懐紙を受け皿にして使用する、と覚えておけば、大半はどうにかなります。

また、コース料理などでは、お皿が順番に出てくるかと思います。

食べ終わったは、少し自分から離して置いておきましょう。それが、食べ終わっているという合図です。

お箸は器の上ではなく、箸置きの上へ。

味噌汁などのお椀もの蓋を斜めにしておくと食べ終わってる合図、ということもたまに言われますが、和食のマナーとしては、食べ終わったら蓋を斜めにはせず、しっかりと蓋をします自分から離して置いておけば、食べ終わったということは伝わります。

魚の食べ方

焼き魚って食べるの難しいですよね。家だとついむい裏返したりして食べやすいところから食べますが、料亭ではNG。

利き手とは逆の手で頭を押え、中骨あたりに箸を入れ、頭から尾に向けて食べ進めて行きます。魚の皮も身と一緒にいただきましょう。

上側を食べ終わったら、尾から中骨をゆっくり外していき、皿の奥に置きます。腹側もさきほどと同じように食べ、終わったらすべての骨をまとめて皿に置いておきます。

お刺身は、醤油皿を持ち上げて受け皿にしても良いのですが、醤油がこぼれることを考えると、懐紙を使った方がいいかなと思います

わさびは醤油に溶かさず、少しずつ取り分けてお刺身につけます。

和食のマナーは色々あって大変!と思うかもしれませんが、本質は器を大切に扱い、食卓を汚さずに綺麗に食べることにあると思います。

まずは自宅でご飯を食べる時に練習してみてくださいね。

他にもこういうところはどうなの?といった疑問があれば、コメントにどうぞ!

コメント

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