【こんな方におすすめの記事です】 〇ディベートってどんなもの? 〇ゲーム感覚でディベートをやってみたい 〇ディベート力を身につけたい 【本記事のPoint】 ✅ディベートとは口論ではない! ✅対立する意見のもと論じ合う ✅日本特有の空気を読むのはNG!察するのではなくしっかり言葉にして論じ合う ✅第三者によるジャッジを行う ✅制限時間を設ける
【目次】
1.ディベートのやり方について
ママ「ディベートっていうのをやってみたいのよね」
パパ「ディベート?」
「うん。闘論力とか知識とか説得力とか、そういうのを身につけるために」
「え〜、でもディベートって、結局は論破し合うってことでしょ?雰囲気悪くなりそう」
「確かにそういうイメージが強いけど、ディベートにもルールがあったりして、言い負かせることが目的じゃなくて、一つの議題について、お互いの意見を聞きながら深く掘り下げて考えていくことが重要だと思うのよね」
「なるほどねぇ。その議題に対する知識が深くないと難しそうだ」
「細かいルールは端折るけど、大体こんな感じみたい」
【ディベートルール】
①感情的になり口論になってしまわない
②第三者によるジャッジを行う
③時間制限を設ける
④根拠ある主張を行う
⑤相手の主張に反論する
「でも、俺はママとあんまり対立的な意見を持たないからなぁ。ママがそうって言うと、そうなのかなって思っちゃって笑」
「私も似たような感じだよ。パパと意見が食い違うことが殆どないというか」
「俺ら二人でディベートするのは難しいんじゃない?」
「誰か対立的な意見で討論してくれる知識の広い人いないかなぁ」
おじさん「呼んだ?」
「わぁ、びっくりした」
「僕がディベートおじさんだよ。僕が君達夫婦の対立論を述べてあげよう」
「伯父さん、いらっしゃい。何ディベートおじさんって」
「僕なら適役だと思わないかい?」
「確かに伯父さんなら知識も豊富だし、論理的に冷静に討論するの得意だよね。死んでるから後腐れないし、じゃあお願いしようかな」
「任せてくれ!」
「ディベートのルールはわかったけれど、気をつけるべき点ってなんだろう」
「日本人特有の空気を読むようなコミュニケーションはディベートの上ではNGだね。言わなくてもわかるでしょ、ではなくて、しっかり言わなくてわかる部分の説明をする必要があるんだ」
「ふむふむ」
「あと、屁理屈を言ってはいけないというのもあるね。例えば、幽霊は実在するか否かについて議論しているのに、だって見たことないし、と言われてしまっては議論のしようがない」
「そういう場合、心霊現象について科学的に証明されている点とかで攻めればいいってことかな」
「そうだね。あと細かいことを言えば、議題も甲論乙駁としている必要があるんだけど、まぁこれは別に気にしなくていいんじゃないかな。あくまでディベートの練習なんだろ?」
「コーロンオツバク?」
「例えば、今日の夕飯を寿司にするかどうかという議論をしたとして、確かにそれで議論はできたとしても、その結果は何もうまない。ディベートの議題は、多くの人が対立する意見を持っているものという前提があるんだ」
「確かに、解決できない議題について、対立意見を聞いて深く考えていくことがディベートの目的だもんね」
「でも、これからやるディベートは、議題に関する知識を深め、論じ合うことを練習するためのものだろ?それなら最初は別に、戦争について、とか、核保有について、とか、いくら議論しても答えの見つからない口論乙駁とした内容である必要はないと思うよ」
「そうですね」
「後は議論の結果をジャッジしてくれる第三者がいるといいんだけど…」
「議論の結果を別の誰かにジャッジしてもらう必要があるの?」
「どちらの意見の方が説得力があったか、賛成できる意見だったか判断する第三者がいないと、議論が並行したまま終わらないからね。制限時間を設けるのも重要かな」
「制限時間は5分くらいとして、ジャッジしてくれる人は…」
花ちゃん「あい!」
「花ちゃんがジャッジしてくれるの?」
「うんっ」
「ふふふ…花ちゃんがジャッジしてくれるなんて、始める前から勝敗が決まっているようなものだな…」
「そこが僕の腕の見せ所だね」
「そういう問題じゃないでしょ…。本来であれば、ジャッジする人は利害関係がない人でないとダメじゃ…」
「よし!じゃあディベート開始だ!」
2.ディベート目次
◯子どもにファーストフードを食べさせても良いの?
3.参考書籍
図解 ディベート入門【電子書籍】[ 松本 道弘 ]
コメント
[…] おじさん「ディベートのやり方については、こちらを参照してね」 […]
[…] おじさん「のっけから随分攻撃的だね?!まぁまぁ落ち着いて、ディベートは冷静にやるものだよ。ディベートのやり方はこちらを参照してね!」 […]
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