Panasonic ドラム式洗濯機NA-LX129AL/R【¥350,000】使用感レビュー

【こんな方におすすめの記事です】
〇Panasonicのドラム式洗濯機の購入を悩んでいる。
〇高い買い物だから失敗したくない。
〇ドラム式か、縦型かで議論があるが、結局のところドラム式洗濯機って使えるの?
〇NA-LX129AL/Rってドラム式洗濯機の中でも高いけれど、これを選ぶ理由って?
〇NA-LX129BL/Rを購入しようか悩んでるけどNA-LX129AL/Rと何が違うの?

【本製品の購入POINT】
✅色々な便利機能を駆使して洗濯&乾燥をしたい方にはおすすめ
✅便利機能を使いこなせない、家電が苦手という方には高いだけの買い物
✅便利機能だけ、大容量だけなら他製品にもあり
✅12kg(乾燥6kg)の大容量かつ色々な機能を使いたい方向け
✅衣類を傷めにくいヒートポンプ乾燥が強み
✅ナノイーX機能を使わないと無駄な買い物になるかも
この記事では、実際に我が家で使用しているPanasonicドラム式洗濯機NA-LX129AL/Rを

【洗濯力】、【乾燥力】、【手入れのし易さ】、【機能の充実さ】、【見た目のスマートさ】に分類して5段階で評価していきます。

是非参考にしてみてください。

※本記事は、あくまで筆者の使用感に基づくレビューです。詳しい商品紹介や効果を保証するものではございませんので、ご了承ください。

【目次】

1.商品評価

  1‐1.洗濯力

  1‐2.乾燥力

   →ヒートポンプ式とは

  1‐3.手入れのし易さ

  1ー4.機能の充実さ

  1‐5.見た目のスマートさ

2.便利機能

 2‐1.自動投入機能

 2‐2.温水洗浄機能

 2‐3.ナノイーX機能

 2‐4.ダニバスター機能

 2‐5.お手入れ機能

3.日常の手入れ内容

 3-1.フィルター清掃(毎乾燥後)

 3‐2.排液フィルター清掃(週1回)

 3‐3.洗濯槽掃除(1ヶ月に1回)

 3‐4.自動投入ライン清掃(3ヶ月に1回もしくは洗剤の種類が変わる度)

4.NA-LX129AL/RとNA-LX129BL/Rの違いは?

5.参考文献

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1.商品評価

【洗濯力】★★★★☆
【乾燥力】★★★★☆
【手入れのし易さ】★★★☆☆
【機能の充実さ】★★★★★★
【見た目のスマートさ】★★★☆☆
 色々な便利機能を駆使して洗濯&乾燥をしたい方にはNA-LX129AL/Rはおすすめの商品です。

 また、乾燥機能に【ヒートポンプ式】というのを採用しているため、他の【ヒーター式】などの乾燥方法と比較して衣類の痛みや電気代を抑えつつ、しっかりと乾燥することができます。

 ドラム式洗濯機は壊れやすいイメージもありますが、お手入れ機能が充実しており、定期的にお手入れ機能を用いて掃除をすることで、洗濯機をより長持ちさせることができると思います。

 しかし、それらの便利機能を全く使わないようであれば、高いお金を払う意味は無くなってしまいます。

 今回、それら便利機能も加えてレビューを書かせていただきますので、じっくり検討していただけたらなと思います。

 ちなみに、NA-LX129AL/Rは2022年11月現在、生産を終了しております。次に発売になったNA-LX129BL/RはNA-LX129AL/Rに追加機能が備わった製品であるため、NA-LX129BL/Rの購入をご検討されている方にもおすすめの記事です。

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1‐1.洗濯力

【洗濯力】★★★★☆

 子育て世代、小さなお子様や運動をやっているお子様がいるご家庭、屋外スポーツをよくやられるは、汚れがどれくらい落ちるかは不安要素だと思います。

 手洗いしている余裕もないから、まとめて洗濯機に放り込んでしまう。それでもしっかり汚れは落ちてくれる。

 そんな洗濯機がやはり求めるところだと思います。

 ドラム式洗濯機は汚れが落ちにくい、という話もありますが、使用感的には縦型と変わりないなという印象。

 このNA-LX129AL/Rは【すご落ち泡洗浄】という機能を搭載しています。【すご落ち泡洗浄】とは、高濃度の洗剤を空気を引き込みながら泡を作り、勢いよく洗濯槽内へ噴射。泡を繊維の奥まで浸透させ、汚れを落とすという機能です。

 ですがあまり実感として「この洗濯機はよく汚れが落ちるなぁ!」という印象はありませんでした。

 縦型の時からシミや頑固そうな汚れは予め手洗いしてから洗濯機に入れていたので、あまり差を感じないのかもしれません。

 ドラム式は途中で洗濯物を入れられないという印象が強いかもしれませんが、このNA-LX129AL/Rは、一時停止して洗濯物を追加投入することが可能です。

 ちなみにNA-LX129AL/Rは洗濯容量は12㎏まで大丈夫とされていますが、乾燥機まで使うとなると半分の6㎏程度までが限度です。
数時間放置された醤油シミ
洗濯・乾燥後
 上記の写真はご参考までに。

 左は数時間放置された醤油シミ。左は洗濯・乾燥後。

 今回は特に予洗いなどはせず、そのまま洗濯機にぶち込みました。
 
 跡形もなくすっきり落ちています。
ブルーベリーのシミ
洗濯・乾燥後
 上記の写真は、ズボンについてしまったブルーベリーのシミです。

 醤油シミ同様、特に予洗いなしで洗濯機にぶち込みました。

 ブルーベリーのようなシミとなると、やはり洗濯機だけで落とし切るのは厳しいです。これは、他の縦型の洗濯機を使っても同じだと思います。

 こうした頑固なシミは、早期対処、予洗いがやはり必須となってきます。

※ズボンの色が異なって見えますが、撮影環境が違うために変わって見えてしまっています。申し訳ございません…。

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1‐2.乾燥力

【乾燥力】★★★★☆

 ドラム式と言えば、やはり乾燥まで一気にできることが強みですよね。

 しっかりと乾燥可能量(6kg)を守り洗濯をすれば、生乾きもなく乾かすことができます。

 しかし、バスタオルなどの大きいものや厚手のものが多いと生乾きになってしまうこともあります。

 その場合、NA-LX129AL/Rは乾燥機能の強さを選ぶことができるため、乾燥機能を強くして対応するとしっかり乾かすことができます。

 乾燥の欠点としては、やはり洋服を傷めてしまうこと。

 NA-LX129AL/Rは【ヒートポンプ式】と呼ばれる機能を搭載しているため、ヒーター式に比べると洋服へのダメージが少ないと言われています。

 しかし、ドラム式に変えてから洋服のほつれから穴が開いてしまっているのを何枚か見ていることを考えると、ドラム式の乾燥機機能は、少なからず服の寿命を短くしていると感じてしまいます。

 大切な洋服は乾燥にかけない、必ずネットにいれるなどの対策が必要かと思います。

 仕上がりはぽかぽかふんわり。しっかり乾燥ができていれば生乾き臭もありません。
※ヒートポンプ式とは
 NA-LX129AL/Rは【ヒートポンプ式】と呼ばれる乾燥方式を採用しています。ヒートポンプ式とは、ヒートポンプと呼ばれるものを用いることで、湿気を含んだ空気を除湿、排水し、乾いた温風で衣類を乾燥する方式のことです。80℃程度まで高温になるヒーター式とは異なり、洗濯槽内は約60℃以下のため、衣類の傷み・縮みが少ないと言われています。衣類を除湿機で乾かすようなイメージです。温度が上がりすぎないから、乾燥途中でもドアの開閉を行うことができ、周囲が暑くなりにくく、ヒーター式よりも省エネであることがヒートポンプ式のメリット。
 NA-LX129AL/Rは乾燥が終わった後、洗濯機内放置による洋服のしわを防ぐための「ふんわりキープ」モードというものに勝手に切り替わります。(設定でOFFにすることは可能)

 これは5分ごとに40秒間ドラムが回転するもので、最大2時間行われます。

 これのおかげで洗濯が終わってから時間が経っても、衣類がぽかぽかふんわりしています。

 便利な機能だなとは思いますが、我が家では結局洗濯機から洗濯物を出した後、床にしばらく放置されるので、意味はないなと正直思います。

 また、気になる洗濯時間ですが、通常の洗濯モードで洗濯から乾燥まで行うと3時間前後かかります。

 乾燥を強いモードで行う場合は3時間30分前後かかります。

 また、乾燥は任意で時間を設定することも可能で、ワイシャツなのでのシワになりやすい衣類を生乾き状態で取り出し、つり干しするということも可能です。(私は面倒臭いので使っていない機能です)

 6㎏までしか乾燥できないことを考えると、洗濯量が多いご家庭は少し悩む点かなと思います。

 しかし使用感としては、時間も天候も気にすることなく、また、乾燥機にわざわざ移し替える手間もなく洗濯が終えられるのは、ドラム式洗濯機の強みかなと思います。

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1‐3.手入れのし易さ

【手入れのし易さ】★★★☆☆

 どんな家電も同じだとは思いますが、丁寧に手入れをしようと思うと、結構色々なことをする必要があります。

 ドラム式洗濯機は必ずやらないといけないお手入れ箇所がある分、扱いが面倒に感じるかもしれません。

 慣れてしまうと大したことではないのですが…。

1.フィルター清掃(毎乾燥後)
2.排液フィルター清掃(週1回)
3.自動投入ライン清掃(3ヶ月に1回もしくは洗剤の種類が変わる度)

 これらのお手入れは、どれだけめんどくさくても必須です。特にフィルター清掃は乾燥機を使ったら必ず毎回行う必要があります。

 また、詳しくは後述しますが、NA-LX129AL/Rには洗剤の自動投入機能があります。

 洗剤を必要量勝手に入れてくれるので非常に便利な機能ですが、洗剤や柔軟剤の種類を頻回に変える方はお手入れが面倒に感じるかと思います。

 同じ洗剤や柔軟剤を使い続けるのであれば、基本的には3ヶ月に一回のお手入れで大丈夫ですが、種類が変わる場合はその度にお手入れをする必要があります。

 また、洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗いの3種類を自動投入できる機能が搭載されているため、3種類全てを利用するのであれば、お手入れの手間はそれだけ増えるということになります。

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1ー4.機能の充実さ

【機能の充実さ】★★★★★

 高いお金を出してNA-LX129AL/Rを購入する意味はもうここにしかないんじゃないかと思います。それくらい機能が充実しており、さまざまな洗濯、乾燥に対応しています。

〇洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗い、3種類の自動投入機能
〇水温を調節して洗濯ができる機能
〇スマホ連動機能
〇ナノイーXを用いた消臭、花粉抑制、除菌・ウイルス抑制機能
〇ダニバスター機能
〇洗濯機お手入れ機能
〇無駄な時間を短縮してくれるエコナビ機能
〇見やすく操作しやすいカラータッチパネル機能

 これらはNA-LX129AL/Rに搭載された機能の一部です。

 洗剤の自動投入や水温調整機能は色々な洗濯機にも備わっていますが、ナノイーXはやはりPanasonicならではかなと思います。

 スマホ連動機能は個人的な使用感としてはまったく使っていません。

 洗濯物が出たら洗濯機に入れ、しっかり扉を閉める習慣があるご家庭は、家の外にいてもスマホから洗濯を行うことが可能です。

 洗濯機のお手入れ機能が充実しているのは、非常に便利かなと思います。洗剤の自動投入ラインや洗濯槽のお手入れを手間なく行うことができます。

 日常的なお手入れから、実際に嫌な匂いや黒カビが発生してしまった時に行うお手入れまで、幅広いメニューから選ぶことができます。

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1‐5.見た目のスマートさ

【見た目のスマートさ】★★★☆☆

 PanasonicはCubleシリーズがやはりぶっちぎりでスマートなので、それと比較すると、やはり生活感が出てしまう見た目だとは思います。

 ですが、それでも個人的にはスマートな方かなと思います。

 操作パネルがカラータッチパネルを搭載しているため、ボタンがたくさんついている一般的な洗濯機と比べ、生活感は出にくく高級感がある印象です。

 横639㎜、縦1060㎜、奥行き722㎜と図体は大きいので存在感があるのと、ご家庭によってはスペースが確保できない可能性もあります。

 ちなみに上記のサイズ感はあくまで本体の大きさなので、実際に購入を検討される際は、扉を全開にした時のスペースやフィルターを取り出すスペースを確認しておく必要があります。

 Cubleシリーズとは異なりカラー展開が白しかないので、「洗濯機も見た目にこだわらなきゃ!」という方はCubleシリーズの方がおススメです。

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2.便利機能

 ここからは、私が実際に使用してみて便利だなと思った機能についてご紹介いたします。

 こんな機能が備わっているのなら買いたいな、と思うものがあれば幸いです。

2‐1.自動投入機能

 まずは自動投入機能。

 便利すぎて正直お手入れの面倒さが気にならない。

 また、NA-LX129AL/Rは発売当時の業界初、洗剤、柔軟剤、おしゃれ着用洗剤、3種類の自動投入を搭載したことで、非常に便利になりました。

 仕事や家事、育児に追われる日々で、ちょっとした手間は一つでも多く取り除きたいと感じると思います。

 3種類の自動投入機能はそれをまさに叶えてくれます。

 3種類全ての自動投入機能を使うとなると、お手入れする箇所がその分増えますが、お休みの日などにまとめて行えばいいので、そこまで手間ではありません。

 それよりも日々の手間が少しでも減る方が、個人的には快適でした。

 一度満杯まで洗剤を投入すれば、毎日1~2回程度、休みの日は2~3回の洗濯で1ヵ月は持ちます。

 デメリットとすれば、やはりお手入れがあるということと、ジェルボールを自動投入口には入れられないこと、自動投入に対応した洗剤を選んで購入する必要があること、洗剤の投与量を最初に設定する必要があることだと思います。

 特に洗剤の投与量の設定(水30Lに対する使用量を設定。通常、洗剤ボトルの裏に記載あり)は、頻回に洗剤の種類を変える方は面倒な作業になると思います。

 洗剤の種類を頻回に変えない方は、洗濯機を買った時に一度設定をすれば設定内容を記憶してくれるため、あとはもう変える必要がありません。

 ちなみに一度洗剤の使用量を設定しても、洗濯スタート画面から簡単な使用量の変更を行うことができます。(少なめにしよう、多めにしようなど)

 また、おしゃれ着用洗剤に変更する場合も、洗濯スタート画面から簡単に変更することが可能です。

 洗剤がなくなってきた場合は、画面で表示してくれるので、すぐに気が付くことができます。(レベルセンサにより感知)

 洗剤がなくなってきた表示が出てからも、洗濯量にもよりますが2、3回は洗濯が可能です。

 お手入れについては後述しますが、洗剤が固まったりしていなければ5分程度で終わります。

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2‐2.温水洗浄機能

 洗濯物の種類や洗濯の目的に応じて、水の温度を変えて洗濯ができる機能です。

 15℃、30℃、40℃、60℃の4段階の温度のコースがあり、40℃には毛布を洗うコースも含まれています。

 除菌ができたり、臭いを落としたりと、目的に合わせてコースを変更することができます。

 水温が低いと洗剤が溶けづらく、皮脂汚れなども落ちづらいので、温度調節ができるのは便利でした。

 ちなみに60℃のコースは除菌を目的としたコースですが、白物の洗濯物にしか対応していません。

 まぁ確かに洋服のタグを見ると、60℃の水温で洗濯できる洋服ってあまりないですよね…。

 洗うことのできる洗濯量が通常洗濯に比べて少なくなってしまう欠点もあります。

 説明書では、2〜4kg以下にしてくださいと書かれていますが、実際には5kg、6kgで洗ってしまっていると思います。

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2‐3.ナノイーX機能

 Panasonic製品を使うのであれば、やはりナノイーX機能は利用したいところです。

 ナノイーXでできることは、水洗いできないものへのお手入れです。

 一つは、スーツやコートにタバコや食事の臭いがついてしまった時の消臭機能。

 靴などにも使える機能です。

 正直これは、我が家ではファブリーズなどでぱぱっと済ませてしまうことが多いです。

 もう一つは、コートなどに付着した花粉やウイルスを減らす機能。

 こちらの機能の方がよく使うかなという気がします。

 花粉症の方、また、最近ではコロナやインフルエンザが気になると思います。

 秋頃までは服を着替えてしまえばよかったですが、冬になると洗えない上着を着るようになるので、これからの冬の季節によく使う機能となりそうです。

 消臭機能は30分程度で完了しますが、花粉抑制機能は60分、ウイルス抑制・除菌機能となると120分かかります。

 ちなみに花粉抑制機能とウイルス抑制・除菌機能にも消臭効果があるため、これらを行った後にまた30分ナノイーXを行う必要はありません。

 ウイルス抑制・除菌機能は花粉抑制効果と消臭効果を同時に得ることができます。

 とりあえず120分かけておけば、全部の効果を期待できるというわけです。

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2‐4.ダニバスター機能

 私が最近使いまくっているのはこの機能。

 普段寝るときに使っている毛布や、薄手のカーペット、枕など、ダニが気になるものって結構ありますよね。

 布団乾燥機やダニよけのスプレーをこまめに行ってはいますが、できれば洗濯でも洗い流したい!

 そんな方にお役立ちな機能です。

 洗濯を始める前に、約65℃の温風で90分間ほど乾燥することで、洗濯物についたダニを引きはがしてくれます。

 まぁ、洗濯開始前に90分も乾燥モードが入ってしまうため、その分総洗濯時間(乾燥→洗濯→乾燥)は4時間を超えてしまいますが…。

 しかし我が家は緑が周辺に多くて花粉はつくわ、砂埃はすごいわで外干しをしたくないので、非常に助かっている機能です。

 私と同様に、天日干しは花粉や砂埃がついてしまうから嫌、という方にはとてもおススメ機能です。

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2‐5.お手入れ機能

 洗濯槽の掃除はついつい後回しになりがちですが、お手入れ機能を使えば基本的にはスイッチを押してあとは放っておくだけなので楽ちんです。

①洗濯槽を温風で乾燥させる槽乾燥コース
②黒カビや臭いを防止するための槽洗浄コース(衣類用漂白剤を使用)
③黒カビや臭いを防止したいけれど漂白剤の匂いが苦手な方向けの槽カビクリーンコース
④自動投入経路洗浄コース
⑤使用前に洗濯槽をささっと洗いたい方向けの簡単洗浄コース

 お手入れ機能だけでここまで揃ってるのもすごいなー、と購入時には思いました。

 主に使うのは、①、②、④あたりかなと思います。①も洗濯機を回す度に乾燥までかける方は必須ではないと思います。

 実際にカビが生えてしまった場合には、専用の洗剤を用いて②のコースでお手入れすることが可能です。

 簡単な洗浄以外のコースは、3時間程度洗浄にかかってしまいますが、洗濯機を使っていない時間に洗浄をかけておけば、後は自動で行ってくれます。

 ちなみに11時間かけてお手入れするコースもありますが、これは実際にカビが生えてしまった時用かなと思います。

 ドラム式はよく臭いが気になるという話も聞きますので、槽洗浄は1ヶ月に1回のペースで良いのでしっかり清掃することが大切かと思います。

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モダンデコ

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3.日常の手入れ内容

 じゃぁ実際にはどんなお手入れが必要なの?その手間によって購入を検討したい。

 そんな方向けに、実際のお手入れの様子も掲載いたしました。

 こちらも是非ご参考に。

3-1.フィルター清掃(毎乾燥後)

乾燥機能を使うとなると結構フィルターに埃がつくため、毎回フィルター掃除が必須です。

フィルター掃除と言っても、埃をティッシュなどでささっと取り除く程度なので、1分くらいで終わります。習慣化してしまえば、大した苦労ではありません。
 乾燥したものの種類にもよりますが、1回の乾燥でざっとこれくらいフィルターに埃がつきます。

 フィルターは2箇所あり、どちらも埃がつくので両方ともお手入れが必要です。
 こんな感じでささっとティッシュで取るだけで、フィルター掃除は完了です。

 気になる方は固く絞った濡れタオルなどで細かい埃をとってあげても可。

破損の原因になるので、必ず乾いてから元に戻しましょう。

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3‐2.排液フィルター清掃(週1回)

 週1回の排液フィルターの清掃も必須です。

 たまに布マスクなどが紛れ込んでいるため、こちらもこまめに手入れする必要があります。

 基本的には水洗いで大丈夫ですが、フィルターの溝にゴミが挟まっていたり頑固な汚れがついていたりするため、ブラシやスポンジを使う必要がある場合もあります。

 ゴムパッキンの部分も外せるので、気になる方は清掃しましょう。しっかりつけ戻さないと水漏れの原因になるので注意。

 また、フィルターを取り外す前に、一度洗濯機を起動させて脱水工程にいれる必要があります。(水漏れ防止のため)

 脱水工程に入っている状態でフィルターを取り出すので、洗濯機はエラーで止まりますが、特に気にしなくて大丈夫です。

 脱水は30秒くらいかければ水漏れの心配はないと思います。

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3‐3.洗濯槽掃除(1ヶ月に1回)

 1ヶ月に1回程度の衣類用塩素系漂白剤による洗濯槽掃除。

 これは説明書にやりましょうとかかれているだけで必須ではありませんが、洗濯槽を清潔に保つためには行った方がいいかと思います。

 NA-LX129AL/Rにはお手入れ機能がありますので、衣類用塩素系漂白剤を規定量入れて、あとはお手入れ機能におまかせで大丈夫です。

 衣類用塩素系漂白剤は、私はお手軽ですぐに手に入るハイターを使用しています。

 漂白剤の臭いが気になる方は漂白剤なしでも掃除が可能なので、お手入れモードから漂白剤を使わずにできるコースを選びましょう。

 3時間程度でお手入れは終了します。

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3‐4.自動投入ライン清掃(3ヶ月に1回もしくは洗剤の種類が変わる度)

 NA-LX129AL/Rには、洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗剤の3種類の自動投入機能があります。

 非常に便利ですが、定期的なお手入れが必要です。

 容器をじゃばじゃばーっと洗って、お湯を入れてお手入れモードのスイッチを入れるだけ。

 3ヶ月に1回、もしくは洗剤の種類が変わった時にお手入れをするだけです。

 5分程度でお手入れは終了します。

 洗剤が固まってしまったり、洗剤が入ったまましばらく洗濯機を使っていなかった場合は、45分かけて洗浄するしっかりお手入れモードもあるため、そちらを利用しましょう。

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4.NA-LX129AL/RとNA-LX129BL/Rの違いは?

 NA-LX129AL/Rの購入を検討してみようかな!と思っていただけたら幸いですが、残念なことに、NA-LX129AL/Rは2022年11月に生産を終了してしまいました。

 型落ち製品としてまだ市場には出回ると思いますが、家電量販店は入れ替わりが激しいのでNA-LX129AL/Rがもう売られてなかった!ということもあるかと思います。

 次に出たNA-LX129BL/Rは、NA-LX129AL/Rに追加機能がプラスされた商品なので、本記事を参考にしながらNA-LX129BL/Rの購入を検討されてもいいかと思います。

 では、具体的にNA-LX129AL/RとNA-LX129BL/Rは何が違うかと言うと、

①スマホからできる機能が増え、アプリ専用コースが追加
②より正確な洗濯終了時間をアプリから通知できるように
③NA-LX129AL/Rでは本体から利用できたダニバスターコースがアプリからのみ運転できるコースに
④スチームによるシワ取り・消臭コースが追加
⑤ナノイーXを用いた洗濯槽のカビ菌除菌キノ機能が追加
⑥取り忘れアラーム機能の追加
⑦抗菌パッキン、抗菌ハンドルを搭載

 とにかく追加機能がたくさん。NA-LX129AL/Rではお飾り程度だったスマホアプリの機能が、NA-LX129BL/Rではかなり活用できそうです。

 アプリからしか選択できないコースがあるのは、やや面倒な気がします。

 また、NA-LX129AL/Rでは本体から選ぶことができた毛布などを洗う際に便利なダニバスター機能が、アプリ専用コースになってしまうのが個人的には惜しいところです。

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くらしのマーケット

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5.参考文献

Panasonicドラム式洗濯機NA-LX129AL/R

NA-LX129AL/R取扱説明書

Panasonicドラム式洗濯機NA-LX129BL/R

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コメント

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